竹仲絵里『ペルソナ』 [- 音楽]
6月28日発売の竹仲絵里さんの1stフルアルバム『ペルソナ』。
いろいろ不満はありますが、とりあえず竹仲さんは相変わらず可愛いです。
歌も堅実に進歩してます。
喉を開けて音を出すときの声の乗せ方が今後の課題でしょうか。現在のハスキーな感じもそれはそれでいいけれど。
しかし「サヨナラ サヨナラ」は何度聴いても好きになれないわ。
最大の不満要因は松岡モトキ。編曲者。
アルバムに収録されている12曲のうち5曲が松岡モトキによる編曲ですが、どうにも好きになれません。
この人はアンジェラ・アキさんの編曲もしていて、彼女の曲を聴いたときも思ったんだけど、如何せん余計な音が多すぎ。目立って変な編曲をするわけじゃないけど、わざとらしい垢抜けた感じが癇に障る。
他にも何曲か編曲が微妙なのがありますね。
たとえば「優しい手 震えた手 (album version)」はもともとの曲のが好き。
ミキシングが微妙なのもあるし。
渡辺正人さんによる9曲目、Gary Stoutさんによる11曲目、12曲目のミキシングはかなり好きだけど、他はいまいちぱっとしない。
しかし。
文句を言うのは好きなことの裏返しで。
かなり気に入ってます。
この出来で2,000円は安いですよ!
『君五』のジャケット写真の話 [- 音楽]
森山直太朗さんのニューシングル『君は五番目の季節』のジャケット写真がなおたろさんの公式サイトで公開され、「君は五番目の季節」の試聴も開始されました。
あー、もうすごい楽しみー。
今回は初回盤と通常盤でジャケット写真も違うし、それぞれに特典があるし、両方買わなきゃ!
です。
今回のジャケット写真見てて思ったんだけど、すごく『直太朗』のジャケットを彷彿とさせられる。
特に通常盤のジャケ。
『直太朗』
『君は五番目の季節』(通常盤)
並べてみても、あんまり月日が経っていることを感じさせない。
なおたろさんのそういう浮世感が好き。
竹仲絵里『サヨナラ サヨナラ/gerbera』 [- 音楽]
竹仲絵里さんの2ndシングル『サヨナラ サヨナラ/gerbera』、ついに発売です。
収録曲は以下のとおり。
明るい、んですね。曲が。こう、ぐっと曲が盛り上げてくる。
曲が盛り上がらない、というのがある意味で竹仲さんの持ち味なわけですが(違う?)、こういう盛り上げてくる曲もいいですね。
とか書きましたが、CDを繰り返し聴くと1曲目の「サヨナラ サヨナラ」はやっぱり微妙でした。
声がバックトラックの上を滑っているというか、跳ねているというか、無理がある。聴けば聴くほどに声とバックトラックが乖離していってしまうorz。それに、サウンドプロデューサーの小渕さんには悪いけど、曲の構成自体が竹仲さんにあっていない。
・・・・BGMとかで流れるぶんにはいい曲だと思いますが、集中して聞くとやっぱりボロが出るような気がする。
2曲目「gerbera」、3曲目「dislike you」は素晴らしいです。
「gerbera」は少ない音数、スローテンポな曲、で竹仲さんの声が際立ちます。
やっぱし私は「サヨナラ サヨナラ」のようなバックトラックが前面に出てくるような曲より「gerbera」のように控えめの曲の方が好きみたいです。
あと、歌詞も抽象的なほうが好きみたいですね。「サヨナラ サヨナラ」は1つ1つの情景が頭に浮かぶけど、そういう曲よりは「gerbera」のように婉曲的、比喩的表現が多用されている方が好き。
「dislike you」。タイトルを知ったとき、「どんな曲なんだろう」とドキドキしましたが、実際のところは軽快、アップテンポな曲でちょっと想定外です。もっとじめじめした曲だろうと思ってたから(笑)。
でもすごく自然ですよね。あぁ、なるほどな、って思わせる曲。
そういえば竹仲絵里さんの公式サイト「[ U'S MUSIC Co.,Ltd. // Eri Takenaka ]」の「eri's photo diary」に竹仲絵里さんとアンジェラ・アキさんが並んでる写真がアップされてました。
2人とも笑顔が眩しすぎデス!!
アンジェラ・アキ『心の戦士』 [- 音楽]
『FINAL FANTASY XII』の挿入歌を歌うアンジェラ・アキさん。
彼女の2ndシングルにはボーナストラックとして『FFVIII』の挿入歌「Eyes On Me」が収録されています。
また、初回生産限定盤には「心の戦士」のミュージック・ビデオとアンジェラさんの歌う「Kiss Me Good-Bye」をBGMにした『FFXII』のプレミア・ムービーを収録したDVDが付いています。
1月18日発売、ですが店頭にはもう並んでいるので買ってきました。
1stシングル『HOME』を聴いたとき、歌い方がくどいなー、と思ってあまり好きになれなかったんですが、今回の『心の戦士』に収録されている曲はどれもいい感じです。
彼女の基本的なスタイルはピアノの弾き語りなんですよ。
このシングルでも4曲共にピアノが使用され、奏者はもちろんアンジェラさん。彼女の声、そしてピアノはすごく力強いんですよね。とても安心感を与えてくれる。
1曲目「心の戦士」はストリングスまで使って豪華な感じ、と前奏では感じたけど、ヴォーカルが入るとやっぱりピアノメインでした。ピアノメインのほうがアンジェラさんにはあってます。
2曲目「空はいつも泣いている」は歌詞がちょっと切ない感じなのに、ピアノ伴奏は軽快。だからといってギャップを感じるかというとそんなことはなくて、むしろ切なさが上手く強調されています。私は「心の戦士」よりも「空はいつも泣いている」の方が好きです。
3曲目、4曲目はどちらもカバー曲で、バックトラックはピアノ伴奏のみ。
SMASHING PUMPKINSの曲のカバーである3曲目「TODAY」は、歌詞に比喩や婉曲表現を多用していて、いろいろと創造が膨らみます。日本語部はアンジェラさんのオリジナル詞だそうです。
で、たぶん『FINAL FANTASY』ファンが1番期待するであろう4曲目。「Eyes On Me」。これ、想像以上です。聴く人が聴けば涙が出ると思います。すごく表現力がある。1人で弾いて歌ってるからできることだと思いますが、溜めるとこは溜めるし、走るとこは走る。ジュリアさんのイメージとはかけ離れちゃってますが(笑)。
先にも述べたように初回生産限定盤にはDVDがついていて、「心の戦士」のミュージック・ビデオはかなり出来がいいのですが、『FFXII』のプレミア・ムービーは正直期待しない方がいいです。特に「Kiss Me Good-Bye」を聴きたい人は。
『FFXII』の音声・効果音等をBGMに被らしている箇所があるんですよ。「Kiss Me Good-Bye」はシングルで出すから当然の措置ではあると思いますが。
そういえば、2月にするFFオーケストラコンサート『VOICES』で「Kiss Me Good-Bye」の他にもアンジェラさんが歌う曲がある、みたいなことを植松ラジオで言ってましたが、その曲は「Eyes On Me」のようですねー。
一青窈『&』 [- 音楽]
久々の一青さんのアルバム。
1度通して聴いてみて感じたのは物足りなさ。
シングル曲が前半に固まっていることが原因っぽいですが、どこか尻すぼみな感じがしました。
アルバムタイトルにもなっている10曲目の「&」がすごく短いというのも痛い。
ラスト(11曲目)の「さよならありがと」はすごくいい曲なんで、「&」がもうちょっとこうボリュームがあれば10曲目と11曲目でびしっと締めれたのになぁ、と思う。
新曲で気に入ったのは「アンモナイト」と「さよならありがと」、「Oh la la」。
「アンモナイト」はBメロからサビにかけての声の変化がいい。
「さよならありがと」は王道的なバラード。安心して聞ける曲。
「Oh la la」は短いけど、それゆえに詰まってる。
まー、シングルを買った人には少し物足りなさがあるかもしれませんが、シングル買ってない人にはオススメできます。
<12月24日追記>
アルバムを何度か聴いてると、「&」「さよならありがと」の2曲でラストを飾るのもいいのかもー、という気がしてきました。
というよりも「&」はラストの方にもってくるべき曲であり、しかし最後の最後に持ってくるには役不足、なので最後から2曲目ぐらいがちょうどいいと思うのです。で、最後の最後には「さよならありがと」で締める。
この11曲の中からラスト2曲を選ぶとしたらこれしかない・・・・。
聴いていると物足りなさもなくなってきて、アルバムとしていい味出してます。
<1月5日追記>
「「さよならありがと」を考える」のエントリにて、11曲目「さよならありがと」の歌詞について書いています。
一青窈『指切り』 [- 音楽]
12月7日発売の一青窈さんのニューシングル『指切り』を買ってきました。
発売前にサビだけ試聴したときは、どうだろう、って思ったけど、1曲まるごと聴くといい感じです、「指切り」。
楽曲はすごい不安感を誘う。警鐘を鳴らされてる感じです。
逆に一青さんの声は安心感を与えてくれるから、曲の与える不安感がいい感じに中和されてる、かな。
c/w曲は「音叉」と「ぱぱへ」の2曲。
「ぱぱへ」の歌詞にある"ぜんぶひらがなのおてがみ"というのが最初は全然わからなかったけど、よく考えたら一青さんの父親は日本語が上手いわけじゃないんでしたね・・・・。
10分ぐらい「なぜ全部ひらがな・・・・?」って悩んでました。馬鹿な自分orz。
竹仲絵里さんのニューシングル [- 音楽]
来年1月に発売するといわれていた竹仲絵里さんのニューシングル、タイトルが発表されました。
『サヨナラ サヨナラ/gerbera』。両A面で、発売日は来年1月25日です。
しかも、今ならコロムビアさんのとこでフルコーラスでの試聴が出来ます。
「サヨナラ サヨナラ」は小渕健太郎(コブクロ)さんがサウンド・プロデュースしたそうで、今までの竹仲さんとは一味違う曲になってますね。
明るい、んですね。曲が。こう、ぐっと曲が盛り上げてくる。
曲が盛り上がらない、というのがある意味で竹仲さんの持ち味なわけですが(違う?)、こういう盛り上げてくる曲もいいですね。
「gerbera」は、来年1月に公開される映画「ギミー・ヘブン」(公式サイト)の主題歌です。
この曲はあまり盛り上がらない、そういう意味でいうと今までの竹仲さんらしい曲。
ところで、「サヨナラ サヨナラ」「gerbera」共に弦楽器が、・・・・いい感じです。
これは買い!ですね。
未発表の3曲目も楽しみです。
<1月25日追記>
「竹仲絵里『サヨナラ サヨナラ/gerbera』」のエントリで、このシングルについて書きました。
「風花」のオリジナル・インストゥルメンタル [- 音楽]
11月16日のエントリ「森山直太朗「風花」」で、森山直太朗さんの曲「風花」に関して"弦楽器だけで演奏したらすごく森山さんの声にマッチする気がします"と書きましたけれど。
11月16日発売の「『風のハルカ』 オリジナル・サウンドトラック」(公式サイト)に、「風花 Strings Ver.」が収録されていると今日知りました。
インストゥルメンタル・バージョンということで森山さんは歌っていないのですけれど、もしかしたら森山さんの次のアルバムにはストリングスアレンジの「風花」が収録されるんじゃないか、と期待させられます。
ほら、森山さんはシングル曲をアルバムに収録するときよくアレンジするし、可能性はゼロではないと思う。
森山さんの次のアルバムが楽しみだ。
平井堅『歌バカ Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05』 [- 音楽]
Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤)
- アーティスト: 平井堅
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: CD
平井堅さんの初のシングルコレクション、11月23日発売。
ということで、フライングしてさっき買ってきました。初回限定盤。
シングルコレクションということで、収録されている曲は既にシングルで発売されているので、特に目新しい曲は無し。
初回限定盤には全シングル曲のPVを収めたDVDが付いているので、今はそれを見てます。
PVってあんまり目にする機会無いんですよね。だから初めて見るPVも結構あります。
「Strawberry Sex」のPV、ちょっとおもしろい。
「Ring」のPV、後半出演者が歌ってるんですが・・・・キミたち、声邪魔です(笑)。
んー、せっかくだし自分の好きなシングル曲について書いちゃおうか。
とりあえず好きな曲をリリース順に列挙すると、「片方ずつのイヤフォン」「Love Love Love」「楽園」「even if」「LIFE is... ~another story~」「思いがかさなるその前に・・・」という感じ。
「片方ずつのイヤフォン」は、すごい好青年っぽいよね。平井さんが。全シングル中一番純粋な感じで、良い。まだまだ現役のサザンとかスティービーワンダーが普通に歌詞に出てくるというのも、なんか純粋だよなぁ。PVのアットホームな感じも良い。
「Love Love Love」もかなりストレートな歌詞で、うん、こうゴスペルっていうのかな。PVで観客がノリノリだけど、そういう感じにさせる歌だよね。
「楽園」は言わずもがな。
「even if」の、「好きなんだけど・・・・でもダメだよね・・・・」、っていうの。好きです。躊躇。店に誘うんだけどー・・・・ただ食べるだけ、っていう。
「LIFE is... ~another story~」よりも「LIFE is...」(平井堅「LIFE is...」収録)の方が好きだったりしますが、どっちも良い曲です。平井さんのアルバムって結構良い曲が多いように思う。有名どころでは「センチメンタル」とか。
「思いがかさなるその前に・・・」。そこには幸せが確かにあって。ぼくが大きくなったときに。それを君は、大きくなったぼくは。持ち続けているのかな。悲しみは、記憶のかなたに。幸せも、記憶のかなたに。そんな、うた。大好きです。
PV見てて思ったんですけど・・・・、平井さんがサングラスかけてるとなんかイチローみたいに見えます。
とりあえず、「歌バカ」。最近ファンになった方にはオススメ。